使いたい家具によって内装も変わる
家の内装にデザインを決める時にあらかじめ考慮しておいた方が良いのは、室内に設置する家具の種類です。どのような家具を設置したいかによって、必要となる内装のデザインも大きく違ってきます。
大型のタンスなどを室内に置きたい場合に特に注意しなければいけないのは、室内の高さです。あまりサイズが大きいものだと、高さが足りなくなって室内に置けなくなることがあります。こうした失敗を予防するためには、あらかじめ設置したいタンスを探しておいて、高さなども測っておいた方がおすすめです。
室内に大型の家具を設置したい場合には、部屋のドアのデザインも重要なポイントになります。部屋の中に設置できる十分なスペースがあったとしても、入口のドアの面積が狭い場合には、中に入れられない場合があるからです。そのためにドアの大きさも、使用する家具に合わせて決める必要があります。家具を室内の壁に近い場所に置きたい場所にも、内装をしっかりと設計しておく必要があります。壁の面積が狭いとスペースにおさまりきれないことがあるので、横のスペースもしっかりと確保して設計しておいた方がおすすめです。室内に窓を設置する場合にも気をつけた方が良く、採用した室内の設計によっては、窓の一部に設置した家具が重なってしまうことがあります。この両者が重なってしまうと、窓の開け閉めなどもしにくくなるので、大きさなども考慮して窓の大きさを決めた方が良いでしょう。
設置する家具のことを考慮して内装を決める場合には、設置したい家具の写真なども撮っておいた方が良く、写真を見ながら具体的な設計を決めることができるのがメリットです。写真を撮影する時に気をつけた方が良いのは、特徴が分かりやすいように撮影することです。特徴が写真から明確にわかれば、最適な内装のデザインも決めやすくなります。
二階に家具を設置したい場合には、階段部分の内装のデザインもしっかりと決めておく必要があります。階段のデザインが不適切だと設置したいものが二階部分に運べないこともあるので、移動しやすいように考慮してデザインを決める必要があります。二階に大型のタンスなどを運ぶ時に特に重要となるのが、階段の横幅です。住宅内の他のスペースを広めにとるために階段を狭く設計してしまった場合には、タンスが壁に邪魔されて移動できないという事態が発生します。こうした事態にならないようにするためには、階段のスペースを広めに確保しておいた方がおすすめです。
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